1ヶ月の生活費っていくらですか?ってお聞きすると、
生活費ってどの部分をさしますか?って質問がかえってきます。
ごもっともです!
家計簿に記入する内容は統一されていないですよね。
特に学校で教えてもらった記憶もありません。
だから、人それぞれ違っていて当然です。
その中で、生活費としてひとつの基準を調査しているのが、総務省の家計調査です。
かなり詳しい調査を長期にわたって実施していますので、私たち家計アドバイザーにとっても参考になるデータです。
例えば、2015年中の家計調査は、以下のグラフの結果となっています。(二人以上世帯・全国平均)
皆さんご家庭と比べてみて、いかがでしょうか?
1ヶ月の消費支出(使ったお金)は、287,373円です。
消費支出とは、食料,衣料,電気・ガスなど日常の 生活を営むに当たり必要な商品やサービスを購入して実際に 支払った金額をいいます。消費支出は,食料,住 居,光熱・水道,家具・家事用品,被服及び履物,保健医療,交 通・通信,教育,教養娯楽及び「その他の消費支出」の10大費 目に大別されます。
なお,各項目の金額には,消費税が含まれています。
ただし,月賦又は掛買いの場合,購 入時に一括して支払ったとみなします。
つまり、1ヶ月で単純に使ったお金と言えます。
ただ、大きなお買い物をした金額も、このように平均になっているとわかりやすいですが、一般家庭ではそうはいきません。
そこが、家計管理を難しくしているのです。
総務省家計調査より